6月2日 Biblio Kids オープン




6月1日に行われた、広松由希子さんとのトークイベントを終え、その翌日にはビブリオキッズのグランドオープニング。たくさんの人たちが押し寄せ、ペンギンに扮した子どもたちを交えての賑やかなセレモニー。来賓の面々もズラリ女性陣。スピーチもそれぞれ味わい深く、子どもに寄り添った目線が感じられ素晴らしかった。そして最後に、セレモニーの定番、テープカットが行われた。右より、水田祥代(ビブリオキッズ館長/元九州大学病院長)、海老井悦子(福岡県副知事)、藤田一枝衆議院議員)、林田スマ(アナウンサー)。濱野副館長をはじめとした「医療法人 元気が湧く」のみなさま、「おめでとうございます」


託児施設を兼ねたビブリオベイビーもいっしょにオープン。赤ちゃんたちがスタッフに見守られ、気持ち良さそうに寝ている姿が印象的だった。私の仕事は一段落。もちろんオープンしたばかりなので、これからが始まりではあるが、少しばかりほっとした。


5月24日 福岡 Biblio Kids


福岡のビブリオキッズとビブリオベイビーが、いよいよオープンします。昨年9月からスタートしたプロジェクト。オーナーは小児歯科医のお医者さんたち。「医療にも文化を」を唱え、自らが運営する絵本図書館の開設までに至ります。4000冊以上の絵本や図鑑は、日本国内はもとより、フランス、イタリア、スペイン、イギリス、ドイツ、韓国、台湾、インド、オーストラリア、ブラジル、メキシコ、アメリカなど、あわせて500冊以上の海外絵本も加えられました。6月2日のグランドオープンにさきがけ、1日にはプレオープンとして、広松由希子さんと駒形克己によるトークイベントが14:00〜16:30まで開催されます。お時間のある方、是非お立ち寄りください。事前予約は、092-561-5285まで。写真は総合プロデュースを担当し、スペースや什器・家具のデザインも手がけた駒形克己のデザインによる本棚。あとはオープンまでの本の配架を待つばかりです。

4月23日 公立小学校


今日は朝早くに起き、車で1時間ほどの「クアウタペック」という地域にある2つの公立小学校を訪れた。ここはメキシコシティーの中でも特に貧しいエリアだと言う。行政からの資金援助も容易に得られず、学校の施設も驚くほど貧しく、ワークショップの会場は、図書館と呼ばれるバラックの建物の中で行われた。エアコンもなく、子どもたちの熱気で次第に部屋内はヒートアップしていく。今回のワークショップは、CONACULTAという国直属の教育文化省が行う訪問プロジェクトであり、学校の先生たちからも大きな期待が寄せられていた。ほとんど図画工作の経験がない子どもたちにとって、使い慣れないハサミやのりを駆使しながら作り上げた作品は、まだまだ稚拙なものが多かったが、何かの興味のきっかけになってもらえると嬉しい。「日本からの先生です」と紹介されながらも英語を話し、通訳を通して聞く経験もまた初めての子どもたちは、とても真剣で、まっすぐな目で私たちを見ていた。最後の作品発表では大きな歓声が上がり、ひときわ先生たちへの作品にはより一層の拍手があり、先生たちも照れながらも嬉しそうにしていた。


CONACULTAのスタッフ。左からエダ、リリ、モニカ、エリサ。

通訳のハビエル。連日のワークショップの通訳をずっと務めてくれた。おつかれさま!

山の上にあるもうひとつの小学校。急勾配な坂道にはびっくり。

4月22日 ダウンタウン


22日は、メキシコのダウンタウンにあるカルチャーセンターでの、大人を対象としたワークショップ。11:00〜15:00までの4時間。途中、短いランチをはさみ、デザイナーやイラストレーター、編集者たちと一緒にワークショップを楽しんだ。ここダウンタウンは昔からの佇まいを残す一方で、その周辺にはモダンな建物も目につき、場所ごとに異なった雰囲気がある。街の中心地では、明らかに貧富の差が感じられ「荷物に注意して」と言われるほど泥棒も多いのだというが、強かに生きる人々の活気が伝わってくる街だった。




4月21日 オープニング


会場内に展示されたスクリーンが風にゆられ、心地よい環境の中、12時から始まったオープニングには、大勢のヒトたちが集まり、その後に行われた会場内でのワークショップにも70人を超える親子が参加。天気も快晴。







4月19日 メキシコ


18日の夜にメキシコシティに到着。その日はただもう寝るだけ。次の日の朝、8時30分にホテルのロビーに迎えのヒトが来て、すぐに現場のヴァスコンセロス図書館へ。展示はまだ設営中。スタッフとの打合せを終え、10時から早速ワークショップ。ライブラリアン、エデュケーター、アーティストに向けたプログラムを、午前と午後に、明日も同じメンバーでトータル9時間のワークショップ。滞在期間が短くなった分、日程はぎっしり。ともかく楽しみたい「一期一会」





立派なホテルに滞在。高層ビル。階下を見下ろすと足がすくむ。

AXISにてフェアー


4月6日より1ヶ月間、六本木アクシス地下1階、ビブリオファイルにてONE STROKEのフェアーを開催。インド、メキシコ、フランスなど各国の書籍が並ぶ「SMALL WORLD」に加え、4月21日より開催されるメキシコでの展示「AIR ZOO」の展示作品を、ひと足先にロールスクリーンに仕立てて展示販売。24種の動物の中からご注文いただけます。もちろんONE STROKEの本と新刊「雨があがって」も販売しております。また会期中4月28日(土)には「タクタイル=触覚ワークショップ」が、11:00〜13:00、14:00〜16:00と2回行われます。当日は駒形の本づくりの話も披露されます。参加費2000円(はさみ持参)参加ご希望の方は事前予約が必要です。お申込みは、three@one-stroke.co.jpへお願いいたします。