5月3日 ワークショップ


青山にあるスパイラルマーケットで「タクタイル・ワークショップ」を行った。目隠ししながら紙と向き合い、折って切るという単純な作業から自分のイメージをひろげていく。普段、見ることに慣れている私たちにとって、視覚を遮られると、何か別の脳の回路を使うような不思議な体験になる。このワークショップは、視覚障害者に向けて制作した本「折ってひらいて」や、パリ市にある美術館、ポンピドーセンターから「LEAVES」が出版されたことがきっかけになっている。これまでにも世界各地で行ってきたのだが、少人数でもできるので、日本でもチャンスがあればどんどん開催したいと思っている。